グランピングって夏のイメージが強くないですか?
実際、統計としては夏にグランピングを体験する人たちが多いのですが、星が好きな人は冬がおすすめだったり、過ごしやすい気温が良いという人は春や秋がおすすめだったりします。
グランピングはすでに最高級のテントやコテージ、ベッドや毛布までを完備してくれていて、ほぼ手ぶらでも行けるので、季節の影響をそこまで受けないのです。
ではそんなグランピングは春夏秋冬、いつに行くのがおすすめなのでしょうか?
今回は季節ごとにグランピングをするメリットデメリットをまとめてみました。
グランピングとは?
グランピングとは、グラマラス(glamorous 和訳:魅力的な)とキャンピング(camping 和訳:野営)の造語で、名前のとおり、キャンプなのに高級リゾート地に来たかのような雰囲気が味わえる最新型アウトドアなんです!
小島瑠璃子さんがかわいいという目線でもおすすめの動画です。
じゃあ、本題の季節ごとにグランピングするメリットデメリットを解説していくぜー。
春にグランピングするメリット
桜が見られる!
実は桜を見ながらグランピングできる施設もあります。
グランピングでは普通の花見とは違い、ブルーシートやテントを張る準備、疲れたら休むベッド、食材などすべて施設提供側がやってくれているので「グランピング×花見」にすることでとても自由度の高い花見にすることができます。
花見の場所取りがあるように、花見シーズンのグランピングも人気が予想されるので早めに予約しておくのがコツです。
寒くも暑くもない!昼間は最高の気持ちよさ
ジャケットや薄いカーディガンを羽織るだけで快適に過ごせる春の昼間は最高の気持ちよさです。
その中で飲むお酒やお肉は格別のおいしさ。
また、熱中症の心配が少なく、子供たちが元気に外で遊べるのも春にグランピングするメリットです。
春にグランピングするデメリット
花粉症対策は必須
花粉シーズンは2月~5月です。
春は特に4月は花粉飛散量がピークを迎えるので花粉対策はしっかりしておきましょう。
- マスクをする
- メガネをかける
- 防花粉加工のアウターを着る(花粉をテントに入れない効果)
- 帽子をかぶる(髪の毛に付着させない効果)
夜は寒いこともあるけど…
僕はキャンプで夜寒すぎてほとんど寝れない経験をしたことがありますが、それはあくまでもキャンプでの話。
グランピングではエアコンや毛布があり、快適に過ごせるので、ほぼデメリットには感じません。
むしろすぐそこで自然を感じられるのに、毛布に包まれるのは何とも言えない快感です。
ただ外は寒いので花火や天体観測を考えている人は注意が必要です。
外に出るなら冬並みの防寒具が必要になるよ!
夏にグランピングするメリット
軽装でいける
夏のグランピングは軽装でいけるのでパジャマに着替えたときも施設内が服でごちゃごちゃになりません。
先程も説明したとおりグランピング施設内にはエアコンがついているのでパジャマも半そで半パンでOKです。
嗜好品以外ほぼ荷物がいらないのは、夏のグランピングならではのメリットです。
「グランピング×他イベント」が豊富
- グランピング×花火
- グランピング×海水浴(プール)
- グランピング×登山
パッと考えるだけでもたくさん浮かんできますよね。
こんな合わせ技ができるのも天気の良い夏だけ!
せっかく遠いグランピング施設に行くのなら、近くのスポットに立ち寄って2倍楽しんじゃいましょう。
天の川が見られる
夏は天の川が最も綺麗に見える時期です。
一番綺麗に見える条件はの3点がそろったときです。
- 晴れの日
- 新月の日
- 周りが暗い場所
グランピング施設は明かりがあるので、最高の環境で天の川を見ようと思えば少し暗い場所に移動する必要がありますが、「なぁ、ちょっと星を見に行かないか?」というおしゃれなセリフが言える理由にもなります。
夏にグランピングするデメリット
人気のシーズンなため料金が高い
冒頭でもお伝えしましたが夏にグランピングを体験する人が多いので、予約が困難になります。
そのため夏は1年の中で1番高い料金設定になっています(約2倍高い)。
人気がゆえに料金が高くなってしまうのは夏ならではのデメリットです。
蚊が最も多くなる季節
以下の表のように夏は蚊が最も多くなります。
出典:名古屋市
ヒトスジシマカが一般的な蚊で、発生数はダントツで夏が多いです。
なので夏にグランピングするなら虫対策は必須と言えるでしょう。
- 虫除け(虫よけ)スプレーをする
- 「ムヒ」などの虫さされ薬を持参する
- 長袖、長ズボン着用
- 夜、明かりは暗くする
- 香水・整髪料はつけない
秋にグランピングするメリット
涼しい
春は「暖かい」と感じますが、秋は「涼しい」と感じます。
そして涼しくなってくるころには食欲も湧いてくるもの。
えのき、エリンギ、かぼちゃ、にんじん、まいたけ、さつまいもなど、秋が旬な野菜はBBQで出てくることが多いのです。
これらの「旬の食材×食欲の秋」で料理が一段とおいしく感じるのは秋にグランピングをするメリットと言えます。
紅葉が綺麗
グランピング施設内だけでなく、施設に向かう道中も紅葉が綺麗です。
紅葉が好きな人、写真が好きな人は秋のグランピングもおすすめです。
秋にグランピングするデメリット
急に雨が降ることが多い
一番雨が降る月って何月だと思いますか?
実は以下のように秋ごろに一番雨が降るんです。
出典:国土交通省:気象庁
例え快適なテントやコテージが提供されていても、雨が降るとテンションが下がると思うので、秋は天気を把握しておきましょう。
冬にグランピングするメリット
虫が最も少ない季節
冬は虫が最も少なくなり、ほぼ虫を見ません。
虫が嫌いな人には冬がグランピングに最も適した季節です。
グランピングする人が少ない
先程、夏はグランピングする人が多いがゆえに料金が高くなるというお話をしました。
ということは逆に、冬はグランピングをする人が少ないので、料金が安く設定されているんです。
後にデメリットも解説しますが、お得な料金でグランピングが体験できるのは「冬」なのです。
暖かい料理が一層おいしい
寒いから暖かい料理が一層おいしく感じるのは、デメリットがメリットに変わる瞬間です。
僕はキャンプで早朝に凍えそうになりながら食べたウインナーエッグが最高においしかった体験をしていますが、これこそ冬ならではのメリットです。
グランピングではエアコンも完備されているので凍えそうになることはありませんが、一歩テントやコテージの外に出ると寒いです。
そんな環境の中で食べる暖かい料理は一層おいしく感じるはずです。
冬にグランピングするデメリット
寒いので外に出たいと思わない
寒くても、グランピング施設が提供するテントやコテージに入れば快適です。
でもグランピングの魅力って、大自然を感じながらおいしいお肉を食べたり、お酒を嗜んだり、ファミリーや友人と語り合うことだと思うんです。
「大自然を感じながら」というところが重要で、大自然が感じられないならホテルで泊まるのと変わりません。
一歩外が大自然ならテント内にいても大自然を感じられるという人もいれば、いやいや外に出ないと大自然は感じられないだろうという人もいるので、捉え方はそれぞれですが、気軽に外に出たいと思わなくなるのは冬にグランピングするデメリットです。
けっきょくグランピングに一番おすすめな季節は?
結論としては自分が好きな季節にグランピングに行くことが一番おすすめです。
さっきまでさんざんグランピングのデメリットを説明していましたが、グランピングにデメリットはないと思っています。
だって、春は花粉が多いとか、夏は虫が多いとか、秋は雨が降りやすいとか、冬は寒いから外に出たいと思わないとか、これってグランピングのデメリットというよりは「季節のデメリット」じゃないですか?
なので結論は、自分が好きな季節にグランピングに行くってことが一番グランピングを楽しめるということに繋がる…と僕は思っています。
ただ、「冬にグランピングなんてできるのか?」と思う人が多いと思います(僕も正直そう思いました笑)。
そこで冬にもグランピング体験してきたことをデメリットも含めてありのまま記事にしました!
夏はグランピングやキャンプ、BBQの人気シーズンで、冬はどうしても人気が落ちます。 僕も夏にしかグランピングを体験したことがありませんでした。 でも京都で人気のグランピング施設「GRAX(グラックス)」に行ってみると、冬 …
意外と冬でも楽しめちゃうどころか冬だからこそいいこともたくさんありましたよ!
デメリットに対しての準備をすることでどんな季節でも楽しめるので、ぜひ一度体験してみてくださいね!
追記:インスタ映え確実!GRAX HANARE(グラックスハナレ)を実際に体験してきました!
グランピング施設、GRAX HANARE(グラックスハナレ)を体験してきました~! GRAX(グラックス)ができたのが2016年でGRAX HANARE(グラックスハナレ)ができたのは2017年です。 そして実際に体験し …